「信仰生活を考える月間」(2019年7月7日 週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

マザーテレサの言葉と言われることもありますが、実際の作者は不明の、有名な名言があります。

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

「運命になる」とまでは同意はできかねますが、思考から言葉が生まれ、行動となり、習慣化され、その人柄が形作られていくということは、体験的に共感できます。
また「ユダヤ人が安息日を守ったのではなく、安息日がユダヤ人のアイデンテティーを守った」という言葉もあります。その意味においてキリスト教会が、安息日の土曜日から、主イエスが復活した日曜日に礼拝を捧げるべきだと考え、行動し、習慣化したことによって、今日までキリスト教会のアイデンテティーは守られてきたと言うこともできるでしょう。

さて7月は「信仰生活を考える月間」として過ごします。特に「礼拝」「伝道」「奉仕」「献金」というテーマで聖書から聞いていきます。わたしたちが思い込んでいる「クリスチャンらしさ」ではなくて、聖書の言葉からもう一度「信仰生活を考え」捉え直し、思考を整理し、言葉、行動、習慣を主のために整えるときとなりますように。

「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい」(ローマ12:2)

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